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島まーるツアー体験レポート

 "海を守るボランティアツアー!ビーチのゴミ拾いをして昔の海を取り戻そう!船で行く釣り体験付き 3日間"
座間味島を舞台にした2泊3日の島まーるツアーをレポートします!

 

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現在ツアーの募集は終了しています。

今回レポートする​座間味島ツアーについてのご紹介。

 

【課題解決プログラム内容】

多数の無人島を有する座間味村。
その中でも観光客の皆さんが上陸出来て夏は人気の無人島が3つあります。無人島なので風向きや台風次第で大量のごみや漂流物が流れつきます。
そのなかでも一番人気の安室島でビーチクリーンをして力をかしてくれませんか?

ビーチが広く気が付くとゴミが溜まってしまう無人島。台風シーズン終わりで大変かもしれませんが綺麗なビーチにしましょう!
ビーチクリーンが終わった午後は船に乗っての釣り体験!夜ご飯、交流会の肴を自分たちの力でゲットしましょう!

ツアー1日目

​■ツアー1日目

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ビーチクリーン後の集合写真!アクセスしづらい場所ほど漂着ゴミを気軽に拾うことができないので、こういう機会がないとなかなか難しいんです、と案内人の山野さん。

【ツアー前に】
旅前の事前準備として2点用意するものがあります。
1.コロナウイルスの陰性証明
出発3日前までに各自で検査をお願いしています。陰性証明の結果は、出発当日に担当の方に提示する必要がございます。

2.旅のしおりの印刷
ツアーに必要な持ち物、日程、観光情報、緊急連絡先など重要事項が載っているので事前の印刷をお願いしています。

【10:00 座間味島行き フェリー出航】
今回は那覇泊港集合のツアーでした。
泊港に到着した方から受付カウンターにて受付後は、島まーるの担当者の方から乗船チケットと健康チェックシート(新型コロナウイルス感染防止のため)を受け取ります。
​各種提示後、出航時間までに乗船です。

【12:00 座間味島到着】
フェリーにゆられること2時間、途中で阿嘉島を経由して遂に座間味島に到着です。船内はとても快適で、みんな思い思いに船での時間を過ごしていました。

【12:15 オリエンテーション@青のゆくる館】
島に到着していよいよ参加者の顔合わせです。乗船中は誰が参加者なのかわからないので、一同緊張しているのが伝わります。まず最初に、参加者・担当スタッフの自己紹介の時間が設けられており、初めましてをした後にツアーの注意点の確認に入ります。

【13:30 展望台巡りながらゴミ拾いスタート @阿真ビーチ】
​今回座間味島の案内を担当してくださったのは、座間味村観光協会の山野さんです。まず島案内の前に、とゴミ袋を配ってくださいました。

11月後半にもかかわらず、この日は気温が25度もあり、多くの観光客がビーチでシュノーケルをしていました。阿真ビーチには漂着ごみはほとんどなかったため「ここのビーチは人が出入りしやすく、こまめにビーチクリーンもされているためゴミがあまり落ちていないのではないか」と山野さんは分析。

【14:20 @ウナジノサチ展望台】
座間味島の西側に位置する夕日スポットです。
​実は夜空のスペシャリストでもある山野さん。とっておきの星空スポットとして度々訪れてはここで夜空を眺めていると教えてくださいました。いつか座間味島が星空保護区として認定されることを夢みて奮闘しています。
熱意に圧倒された参加者一同は、滞在中に絶対夜空を見るんだ!と意気込んでいました。

【14:50 @チシ展望台】
​こちらは直前に訪れたウナジノサチ展望台とは反対の東側に位置する展望台です。切り立った岩肌と綺麗な海を一望できる絶景スポットです。

「ビーチによっては気軽にゴミ拾いができない場所があるんです」と山野さん。
「たとえばそれは、地形が入り組んでいてビーチに降りられないところだったりします。陸からいけない場合は、
船で上陸してビーチクリーンするという手もあるのですが、もしかしたら地形によっては船で行っても上陸できなかったりすることも。また、上陸できても船の大きさによって持ち運べる量にも限界があったりして、こういったビーチはゴミ拾いをするのにとても労力がかかる分、綺麗にする機会が減っちゃいますね

【15:30 @イノーの浜】
​阿真ビーチがとても綺麗で拾うゴミが少なかったということで、急遽イノーの浜でゴミ拾い。ここイノーの浜は車がないとアクセスできない場所なので、このビーチに来れる人は島民以外ではわずかしかいないのだそう。あまのビーチと対照的にこちらのビーチにはたくさんの漂着ごみがありました。

ビーチクリーンに夢中になる参加者。

【16:30 展望台巡りながらゴミ拾い 終了】
​1日目のツアー日程終了!この後はフリータイムとなっており、参加者はお好きな時間を過ごすことができます。

【17:30 日没】
自転車を借りてビーチまで行って夕日を見たり、島を散策したり、商店でお菓子を買ったり。

【18:30 夕食@民宿】
観光中の滞在先は民宿サマーハウス遊遊さんです。ボリュームたっぷりのご飯が出ることで有名な遊遊さん。毎日朝晩みんなお腹いっぱいご飯を食べました。

【20:00 フリータイム】
民宿の庭には野外カラオケができる交流スペースが。島の人からも、訪問客からも交流の場として愛されるこの交流スペースは、今夜もきっと誰かが利用しているに違いありません。

ツアー2日目

​■ツアー2日目

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この日の観光体験は沖釣り!初心者も経験者も、みんなで力を合わせて晩御飯のお魚を釣りました!

【8:00 朝食@民宿】
宿は自由に出入りができるので、早朝に薄明の空を見ながら肌寒い朝のお散歩をしました。この日は無人島のビーチクリーンと、沖釣り体験のアクティビティがあるのでしっかり朝ご飯を食べました。みんなワクワク。

【9:00 出航】
​いく数もの無人島に囲まれた慶良間諸島は、気軽に船で無人島に行くことができる数少ない島です。乗船した船はガラスボートだったため、船内から海中を泳ぐ魚や珊瑚礁が見れるとっておきの特典付きという嬉しいサプライズでした。

【9:30 無人島(安慶名敷島)到着】
安慶名敷島には、放し飼いされているヤギがいるのだそう。「もしかしたらヤギに会えちゃうかも」と山野さんが教えてくれました。

【9:40 無人島ビーチクリーン開始】
慶良間ブルーに囲まれた無人島。一見綺麗な浜辺も、実はいたるところにゴミが落ちていました。

島の奥を進んでいくと漂着ゴミが溜まっている場所を発見しました。漂着ごみは、風に乗ったり波に揺られたりして陸へと漂流してくるので、島の中でも特定の地点にゴミが溜まりやすいスポットができたりします。
 

船が来るギリギリの時間まで、夢中になってビーチクリーン。参加者、担当スタッフ合わせて総勢8名で無人島のゴミ拾いしたのですが、それでもまだまだ拾い足りないほどでした。

ゴミ拾いの後は回収準備。
無人島の道は整備されていないため、一同足元に気をつけながら重たいゴミ袋を回収地点まで運搬しました。
漂着してきてやってきたゴミはもちろん、タイヤや大きなタンクなどなど、どうやってこの島にきたのだろう?というゴミもありました。もしかしたら台風で飛ばされてきたのかもしれない、と考察する人も。

今回は乗船時間が来たため、まだごみは残っていたものの、泣く泣くビーチクリーン終了です。無人島から座間味島まで皆で協力して運び込みました。
 

【12:00 無人島ビーチクリーン終了】
​みんなで記念撮影!案内人の山野さんは参加者へのお礼と、今回取りきれなかった残りのゴミも、今後またビーチクリーンをして拾っていきます、と今後の展望を述べていました。

【13:30 釣りツアー】
お昼休憩を挟んだ後は、もう一度乗船して、今度はみんなで沖釣り体験。初めて釣りを体験する人も、経験者もみんなで楽しみながらお魚を釣りました。

​お魚を釣り上げた後は、毎回乗組員の方が工具を駆使して釣り針を外していました。どうしてお魚を触らないように釣り針を外しているのかについて質問したところ、参加者の方から「人間の体温で魚が火傷しないようにするためだよ」と教えてくださいました。
初めましての方ともツアーを通して少しずつ打ち解け合えるのもツアーの醍醐味です。

【16:00 釣りツアー終了!寄港】
みんなで記念撮影写真!この後は各自フリータイムです。

【18:30 夕食@民宿】
民宿の晩ごはんと共に沖釣りで釣ったお魚達も食卓に並びました。参加者大歓喜のとても豪華なお夕食となりました。

お夕食後には、一日中同行してくださった船員さんがお魚を素敵な造りにして民宿へお持ちくださいました。みんなで海の幸を堪能した夜でした。

【23:30 星空観察】
夜も更けた頃、みんなで星空を見に海辺を散歩。この日は新月に近かったため空一面に広がる大パノラマを堪能いたしました。

実は毎日こんなにもたくさんの星が輝いていたのだという驚きと感動で胸がいっぱいの観察会。またいつかこの星空を見にきたいなと思う素敵な夜でした。
(オリオン座が写っているのでぜひ探してみてくださいね。)

ツアー最終日

​■ツアー最終日

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最終日のフリータイムはみんなで無人島へ。

【10:00 フリータイム@無人島】
朝ご飯を済ませた後、最終日はフリータイムからスタートしました。各自でお好きに過ごすこともできたのですが、せっかくなのだからということで、参加者全員で無人島までシュノーケルをすることにいたしました。

刻々と近づくフェリーの出航時間。
ツアーの最後まで楽しい思い出を作るべく、"島まーる"の文字を浜辺に書いて撮影会。

【12:30 振り返り会】
今後の島まーるツアーをもっと良くするために、案内人の山野さんと参加者で振り返りのお時間が設けられています。良かった点・課題点・もっとこうしたら良いのではないか等、みんなで共有しあって座間味島でのツアーの全日程終了です。

【16:00 那覇泊港 到着】
泊港にて各自解散です。
今回2泊3日の島まーるツアーを通して、また行ってみたい場所や、新たに体験してみたくなったことがたくさん生まれました。ツアーだからこそ体験することができる島の魅力を、島まーるでたくさん発見することができました。またいつか大切な人と一緒に座間味島がどんなに素敵な場所なのかをもっと知りに行きたいし、共に見て行きたいなと思える素敵なボラケーションツアーでした。

小話

​■座間味島での小話

【マリリンの像】
阿嘉島で飼われていた雄犬のシロが、ここ座間味島にいる恋人の雌犬マリリンに会うために海を泳いでやってきました。この実話は映画にもなっています。

慶良間諸島では、大小様々な島が隣接しあっているので、動物達が海を泳いで拠点場所を移すことは珍しくないそう。島の人のお話によると、イノシシ、ヤギ、ケラマジカなどがよく海を泳いでいるのだとか。

【ポストカード】
青のゆくる館館内にて一部になっているポストカードが無料配布されています。島の風景を背景にして素敵なお写真を撮ることができるのという斬新なデザインになっています。切手を貼るとポストカードとしても使えるそうです。

二日目の無人島ビーチクリーンの際に、カードを取り出して撮影していた参加者もいらっしゃいました。そこから見える景色をチラッと覗かせてくださったのですが、とても綺麗な世界が広がっていました。少し角度を変えたりするだけで透明フィルムから見える景色がガラっと変わるのが、何度でも何回でも楽しめるポイントです。

【宝探しゲーム】
座間味島では11月はファン大感謝祭ということで、11月に座間味島に来島した方が楽しめる特別な企画が開催されていました。
今回の島まーるツアーも大感謝祭真っ只中だったため、参加者一同企画の一つである宝探しゲームに参加する方もいらっしゃいました。こちらは座間味島全島を対象に陸上・海中のあらゆるところに隠されているタグを1つ発見して、青のゆくる館まで持っていくと商品をゲットできるという企画になっています。

 

最終日にタグを見つけた参加者。すぐさま青のゆくる館にて宝のご報告。タグをお渡しすると、くじ箱が出されてその中からくじで引いた番号の商品がゲットできる仕組みです。一人一回限りとなっているくじ引き、豪華商品をゲットできた参加者もいらっしゃいました。

島まーる事業についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記のボタンをクリックしてみてくださいね。マナティの特設ページよりもさらに充実した情報が載っておりますのでワクワクすること間違いなしです。
 

下記のリンククリック時、島まーる公式ページに移動いたします。

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今回ツアーのご準備、ご手配をしてくださった島まーる関係者様、並びに取材同行を快く受け入れてくださった島まーる参加者様へ

まず初めに島まーるの広報にあたりまして、取材の機会を設けてくださいまして誠にありがとうございました。
参加者目線で取材を務めることができるように​、と各種お手配してくださったお心遣いに大変感謝いたします。
また既定していたツアーにお邪魔するということで、参加者の皆様には少しでもツアーを楽しんでいただけるようにカメラマンとして素敵な瞬間を撮ることを心がけていました。
たくさんの人の人生が交差するツアー。一概に沖縄県民といっても、バックグラウンドも、どうやってボラケーションツアーについて知ったのか、どうして興味を持ったのか。参加者それぞれにそれぞれの人生があって、世代や性別の垣根を超えた貴重な瞬間に立ち会わせていただけたことに感謝しています。皆様快く取材同行を受け入れてくださいまして心から感謝申し上げます。貴重な機会を設けていただきましてありがとうございました。

島まーる事業とは、沖縄県民の皆様と一緒に島民の困りごとの解決に取り組む事業です。普段違う場所に住んでいる県民が、力を合わせて島のお助けをしたり、観光だけでは知ることができなかったかもしれない島の深い魅力に気づけるという、特別な思い出を持ち帰ることができるのはボラケーションツアーならではの最大の特徴だと、今回のツアーを通して何度となく実感させられました。
今回ご同行したツアーは、課題解決アクティビティとしてビーチクリーンができるツアーでしたが、島まーる事業ではではビーチクリーン以外にも種類に富んださまざまなボラケーションツアーが今後とも予定されております。
これまでも沖縄県各地の有人島でイベントサポートツアーや、農業体験ツアー、交流ツアー等いろんな角度のボラケーションツアーが実施されていきました。
今後も、各有人島の困り事に寄り添った魅力いっぱいのボラケーションツアーの募集がどしどし追加される予定なので、ぜひ島まーるサイトをチェックしてみてくださいね。

マナティ事務局 金城さくら

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